GEIDAI FACTORY LAB

東京藝術大学藝大ファクトリーラボ

GEIDAI FACTORY LAB は2016年に大学の機能強化予算事業「ファクトリーセンター構想」としてプロジェクト化され、2017年から専任スタッフを配属し GEIDAI FACTORY LAB として活動を開始しました。東京藝術大学取手校地の共通工房６工房とガラス造形工房、染め紙漉き工房の設備機能と担当スタッフの知識や技術を活用して、受託事業や共同研究を中心に、企画、デザイン、制作、教育など多岐に渡る活動を行ってきました。

各素材に特化した本格的な加工設備を備える工房群が近距離に配置された環境は他にはない特徴といえ、近年では手仕事の技術とデジタルファブリケーションの融合や、取手校地の自然素材を活用する研究も進めています。2022年には共通工房棟の改修工事が終わり、建物としてもオープンな印象となり、今後 GEIDAI FACTORY LAB はより開かれた工房群の窓口として、地域社会や産業界と連携して、創造的な未来形成に寄与することを目標としていきます。

Art Production Reserch

GEIDAI FACTORY LAB は、各工房の専門的な技術や設備を活用して、企業や研究機関・自治体などのみなさんとの共創による、企画、開発、制作に取り組んでいます。アートとプロダクションの、新しい可能性を模索していきます。

受託事業

工房の機能を活かした少量・高付加価値の製品・作品の制作を行います。

共同研究

アートとプロダクションをキーワードとして、新しい価値づくりのための共同研究を行っています。

研究・制作協力

学内外の研究室や研究機関へ発想、人材、技術、制作など様々な形で協力を行っています。

Open Factory Education

GEIDAI FACTORY LAB は、アートの材料や技法に興味のある方、自分の手と体を動かして何かを造り出したい方など、つくることに興味のあるみなさんに向けて、藝大でできる本格的な体験や学びを幅広く提供します。

高大連携アートキャンプ

美術を志す高校生に向けて、３日間程度の合宿形式でアートの素材や技法を体験する実習を開設しています。講座は学校単位または15名以上のグループからお申し込みいただけ、宿泊は学内の宿泊施設をご利用できます。ガラスホットショップ実習・有線七宝実習・音響彫刻創作実習・紙漉き実習など、ご希望に合わせて選択し、カスタマイズできます。

FACTORY スクール(公開講座)

公開講座として、美術の素材や技法に親しむ講座を開講しています。週１回、約７～８週の期間に通いながら受講できる講座となっており、毎年３月に東京藝術大学ウェブサイトにてプログラムが公開されます。

取手藝祭

毎年１２月初旬に行われる、取手キャンパスのオープンキャンパスを兼ねた藝術祭「取手藝祭」にて、各工房でショートワークショップを行っています。

藝大食堂 × FACTORY LAB

敷地内の藝大食堂と連携して、取手キャンパスの自然環境と工房群の特色を活かしたプログラムを実施します。芸術・食・地域・体験を融合させた、様々なプログラムを企画、実施します。